2007年5月21日月曜日

2007年のオイラ達の挑戦 ~第一夜~

なぜ凡人のオイラが「ヒルクライム」に挑戦することになったんだろう、、、。
そして、この無謀な挑戦に、「小岩男」が付き合ってしまうというアクシデントから、この物語は「オイラの挑戦」から「オイラ達の挑戦」に成長してしまった。

「2007年のオイラ達の挑戦」は30半ばを目前にした、何の変哲もないダメ人間達が、無謀な挑戦を通して、何を感じ、何を得たのかを綴るノンフィクションである。

まず、話に登場する「小岩男」を紹介しよう。
この男は小岩に住む、いわゆる「江戸っ子」である。
オイラの大学時代の親友である。
まあ、その辺にいる、ちょっと手先が器用な、物知りオヤジであり、、、。
必然的な中年太りに抵抗して運動を始めた口である。
そして、脂肪燃焼の器具に「自転車」を選んでしまったのが、彼の悲劇の始まりでもあった。

さて、時間を2007年3月に戻そう。
オイラの「ギックリ腰」事件から早1年以上が経過し、水泳を始めて4ヶ月が経過し、かなり調子付いていた頃である。
まあ、「やれば何でも出来る」という、錯覚に陥ったのもこの頃だ。
そして、blogなんかで挑戦を宣言してしまったわけだ。

でもな、、、いいか、、、、。
オイラは凡人。
オイラが「体力が付いた」と思うことは、、、「体力が標準に戻った」と言うことである。
それ以上でも、それ以下でもない。
つまり、、「標準体力」の男が、無謀な挑戦にエントリーをしてしまったのである。

同じ頃、東京でオイラと同じ行動をする中年男がいた。
彼もオイラと同じように、「トレーニングした気」になり、、、
そして、「体力が付いた」と勘違いをしていた。
そこにオイラの勘違い宣言。
「しらびそに登るで!!!」
彼は鐘の様な男である。
「行くぞ!」というと「おう!」と答えてしまうタイプである。
ただし、、自分の実力は分かっていないのだろう、、、。

ま、そんな彼のコトである。まんまとエントリーしてしまった訳だ。
その後、彼の身に起こるであろう、数々の悲劇など、、この時はまだ想像もしなかったに違いない。

そして、彼の挑戦をもって、2007年のオイラ達の挑戦が始まったのである。

しかし、ここで一つオイラ達はすでに間違いを犯していた。
坂道を登るのに一番不利な条件・・・・「重い体重」
ここに気がついて入れば、悲劇は起こらなかったかも知れない。

ちなみにオイラの体重は75kgである。
彼の体重は、彼の名誉の為に伏せておくが、、、、
まあ、それほど大きく変わらないことだけは確かである。

いいか、、、、
「泳ぐ」んではないんだぞ。
「ダウンヒル」じゃあ無いんだぞ。


坂道を上りに行くんだよ!


そんな重要なことに気がつかず、、、、、。
動いたら好きなだけ食べ、飲み、、、、、。
しらびそ高原ヒルクライムレース前日まで過ごしてしまったのである。

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